ベルク Alban Berg(1885-1935)
アルテンベルク歌曲集 Op.4
Altenberg Lieder (1912) Seele・Wald・Grenzen・Nichts・Friede
IV 何も来なかった
Nichts ist gekommen (Peter Altenburg(1859-1919))
Nichts ist gekommen, nichts wird kommen |
何も来なかったし、これからも何も来ないだろう |
für meine Seele. |
私の心には |
Ich habe gewartet, gewartet, oh - gewartet! |
私は待ち、そして待った ー おお、待ち続けた! |
Die Tage werden dahinschleichen, |
日々はゆっくり過去となっていくだろう、 |
und umsonst wehen |
そして虚しく |
mine aschblonden seidenen Haare |
白髪混じりの柔らかなブロンドの髪が風に吹かれて |
um mein bleiches Antlitz! |
私の青白い顔にまとわりつく |
(ゲルハーヘルのCDの英訳から)
虚しい日々の積み重ねが続く、終わりまで。
ショスタコーヴィチは抗い続けた、暗黒の時代、国家を。
暗黒の虚無空間を進む勇気と意志を持て