5 Exaggerated Delight / Shostakovich / Kuznetsov&Serov

ショスタコーヴィチ Dmitri Shostakovich(1906-1975)

雑誌クロコディールの詩による5つのロマンス Op121 (1965)
Five Romances on Words from Krokodil Magazine, No. 24 of August 30, 1965
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V おおげさな喜び  Exaggerated Delight


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Perviy hleb!

初めてのパン!

Komu, skazhite, iz vas ne prihodilos' syest' lomot' hleba novovo urozhaya.

新しく収穫してできた一枚のパンをいったい誰が喜ばないと言うのだろう

Kak on chudesno pahnet solntsem, molodoy solomoy,

なんていい香りだ。太陽の香り、新鮮な藁の香り

a glavnoye, kombayniorskimi rukami, propitannimi kerosinom.

そして最も大切な、油まみれのコンバインの運転手の手の香り

(SerovのCD英訳から)

当時の社会主義国での仕事はいい加減なものや投げやりなものが横行していたようだ。
バスは停留所を飛ばし、警察は信用できない、パンは油の匂いがする。
大っぴらに批判はできないから皮肉に満ちた投書で憂さ晴らしするしかないのだろうか。