白鳥の湖 Swan Lake / Tchaikovsky

チャイコフスキー Pyotr Ilyich Tchaikovsky(1840-1893)

白鳥の湖   Swan Lake Op20 (1876)

 Algis Zhuraitis / Bolshoi Theatre

0:01:04 01 導入曲 第1幕第1場 情景
王子ジークフリートの成人を祝う宴、道化師、家庭教師ヴォルフガング、友人たちが集まる。

0:06:38 02 ワルツ
王子の友人たちの群舞、組舞。

0:12:35 03 情景
友人たちが退場し、王子の母の王妃が王子に剣を与えて家督を譲り王子は家への忠誠を誓う。

0:16:27 04 <パ・ド・トロワ>導入部とアダジオ
王子と2人の女友達の3人の踊り。

0:18:57 05a ヴァリアシオン1
第1の女性の踊り。

0:20:26 05b ヴァリアシオン2
王子の独舞。

0:21:29 05c ヴァリアシオン3
第2の女性の独舞。

0:22:27 06 コーダ
3人の踊りの締めくくり。

0:24:17 07a パ・ダクシオン
家庭教師と2人の女性との踊り。

0:25:51 07b シュジェ
王妃は王子に明日の舞踏会で各国の王女から花嫁を選ぶように告げて去る。

0:26:32 08a 乾杯の踊り
なぜか王子は心が重い。友人たちの賑やかな祝いの踊りに囲まれながら、王子の胸には孤独が忍び寄る。

0:30:39 08b 情景・終曲
オーボエの白鳥の主題、友人たちが去り王子は庭園に佇む。夕映の空を飛ぶ美しく清純な白鳥に惹かれ追って行く。VHDでは省略され、王子が佇む庭園に悪魔が現れ王子を誘惑、白鳥たちが現れ森の湖の場面になる。

0:33:29 09a 第1幕 第2場 情景
森の湖のほとり。悪魔ロットバルトがフクロウの姿で現れ踊る。月光を散りばめた湖で白鳥たちが憩う。

0:34:17 09b 情景
王子が登場し1羽の白鳥を狩ろうとすると美しい乙女の姿に変わる。彼女は王女オデットであり、悪魔ロットバルトによって白鳥に変えられ、夜だけ人間の姿に戻れるがフクロウの姿の悪魔に監視されている。その呪いは、まだ誰とも愛の誓いを交わしていない青年が永遠の愛の誓うまで続くことを告げる。王子はその美しさに魅了され永遠の愛を誓い自由のみにすることを約束する。悪魔の呪いの踊り。

0:39:09 09c 情景
人間の姿に戻った白鳥たちがつぎつぎに登場。

0:43:04 10 白鳥たちの踊り
白鳥の娘たちの群舞。

0:45:47 11 オデット姫と王子ジークフリートのパ・ド・ドゥ
オデット姫と王子の愛の踊り。グラン・アダジオ。

0:53:53 12 4羽の白鳥たちの踊り

0:55:33 13 3羽の白鳥たちの踊り

0:57:07 14 オデット姫のヴァリアシオン
オデット姫が一人で踊る愛の讃歌

0:59:08 15a コーダ
白鳥たちの締めくくり。王子は永遠の愛を誓い、姫は自分たちを救う青年と信じる。

1:01:26 15b 終曲
夜が明け始めオデットは別れを告げ白鳥の姿に戻って去る。王子は一人になりひたすらオデット姫に想いを寄せる。

1:03:20 16 第2幕 情景
王子ジークフリートの城の大広間。式典長が召使に式典の準備を指示する。客人、王子、王妃、5人の花嫁候補が登場して華やかな舞踏会が始まる。

1:06:06 17 ハンガリーの踊り
ハンガリーの王女がチャルダッシュの群舞。

1:08:54 18 ロシアの踊り
ロシアの王女と6人の女性とのルスカヤと呼ばれる踊り。

1:12:58 19 スペインの踊り
ボレロのリズムでスペインの王女と4人の男性の踊り。

1:14:55 20 ナポリの踊り
イタリアの王女が6人の女性と踊る。

1:16:56 21 マズルカ
ポーランドの王女が4組の男女と踊る。

1:20:04 22a 情景
ファンファーレ、王子が5人の花嫁候補とワルツを踊る。

1:23:26 22b 情景
王妃はどの姫が気に入ったか王子に尋ねるが、王子はオデット姫への想いでいっぱい。ファンファーレが鳴り悪魔ロットバルトが黒鳥に化けた自分の娘オディールと登場、オデットと瓜二つのオディールをオデットと信じ込み喜んで彼女とアダジオを踊る。

1:28:38 23a 悪魔ロットバルトのヴァリアシオン
悪魔はたくらみがうまくいきそうなのでほくそ笑む。

1:29:38 23b <グラン・パ・ド・ドゥ>
黒鳥オディールと王子の古典バレエ形式の踊り。

1:31:10 24 導入部とアダジオ
王子を陥れようとするオディールの官能的な踊りと愛を打ち明けようとする王子の踊り。

1:35:07 25a ヴァリアシオン1
王子の勇壮な独舞。

1:36:04 25b ヴァリアシオン2
オディールの誘惑の独舞。

1:37:24 26a コーダ
グラン・パ・ド・ドゥの締めくくり

1:39:26 26b 終曲
王子はオディールを花嫁に選ぶことを宣言。その時広間は闇に包まれ、悪魔の指さす方に誓いを破られ悲しに身打ちひしがれたオデットの姿が浮かび上がる。悪魔のたくらみに気づいた王子は騒然とする広間を去って森の湖へ向かう。

1:41:39 27 第3幕 間奏曲
森の泉のほとり。

1:43:40 28 情景
夜の湖畔で白鳥の娘たちが不安げに城に行ったオデットを待っている。

1:44:45 29 白鳥たちの踊り
白鳥の娘たちは不安を少しでも和らげるように踊る。

1:48:21 30 情景
悄然として戻ってきたオデットは王子の心変わりを白鳥の娘たちに告げる。

1:51:23 31 情景・終曲
王子が登場し、悪魔に欺かれ崩れ去った自分の信念の弱さをオデットに詫びる。王子は愛の力を示すためロットバルトに立ち向かい、2人の争いが始まる。ジークフリートとオデットの愛の力が悪魔を滅ぼし2人は相抱き幕となる。

 

Youtube検索結果

 

アルギス・ジュライチス指揮ボリショイ劇場管弦楽団のLPを元にタイムテーブル兼ジャンプボタンを作ってみた。
簡単なストーリーも付け加えた。
このビデオではモスクワ・シンフォニー・オーケストラと書かれているが、ボリショイ管であると思われる。
トランペットを聴くとティモフェイ・ドクシツェルの音である。

この白鳥の湖ボリショイ劇場の芸術監督兼バレエマスターであったユーリ・グリゴローヴィチ版で原曲全曲の5分の4、2時間半を約2時間に短縮したものとLPには書かれている。

白鳥の湖は有名な白鳥のテーマや4羽の白鳥の踊りをはじめ素晴らしいメロディーがたくさん散りばめられている。
全曲通して視聴するとなると構えてしまうが、このようにタイムテーブルを作ってつまみ聞きできるとグッと身近になる。
有名なナポリの踊りをはじめところどころドクシツェルの素晴らしいトランペット・ソロが聴ける。
オーケストラの中のドクシツェルを聴けるのが嬉しい。
また、音楽とバレエ演技がどのようにマッチしているのかよくわかる。

Timofei Dokshizer (Tp 1921.12.13-2005.3.16) 

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diary 2023-6-13 (火) 月齢23.7 曇り・晴れ
チャイコフスキー白鳥の湖にタイムテーブル兼ジャンプボタンと簡単なストーリーを付け加えてアップ。
乾杯の踊りがいい。
ドクシツェルのナポリの踊りは何度聴いても素晴らしく思う。

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