シューベルト Franz Schubert (1797-1828)
21 宿屋 Das Wirtshaus 冬の旅 / Winterreise
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1. 冬の旅 21 宿屋 Das Wirtshaus
play 1·2·3·4·5
001 Ian Bostridge, Thomas Adès
002 Dietrich Fischer-Dieskau, Gerald Moore
003 Hans Hotter, Michael Raucheisen
004 Gerhard Hüsch, Hanns Udo Müller
005 Christoph Prégardien, Michael Gees
006 Crista Ludwig, Eric Werba
007 Hans Duhan, Ferdinand Foll
008 Ian Bostridge, Jurius Drake (2015)
2. ボストリッジ著「冬の旅 21 宿屋」の章に登場する曲
1 シューベルト:ドイツ・ミサ曲 Deutsche Messe D. 872
Karl Forster / Berliner Symphoniker. der St. Hedwigs-Kathedrale Berlin
001(00:00) I. Zum Eingang. Mässig
002(04:47) II. Zum Gloria. Mit Majestät, doch nicht zu langsam
003(07:58) III. Zum Evangelium und Credo. Nicht zu langsam
004(10:49) IV. Zum Offertorium. Sehr langsam
005(14:01) V. Zum Sanctus. Sehr langsam
006(17:47) VI. Nach der Wandlung. Sehr langsam
007(20:57) VII. Zum Agnus Dei. Mässig
008(25:14) VIII. Schlussgesang. Nicht zu langsam
009(27:22) IX. Anhang: Das Gebet des Herrn. Mässig
2 ベートーヴェン:3つのエクアーリ Beethoven: Three Equali, WoO 30, PJBE
001 Andante
002 Poco adagio
003 Poco sostenuto
21 宿屋 Das Wirtshaus
Auf einen Totenacker |
一つの墓地へと |
Hat mich mein Weg gebracht. |
道はぼくを導いた |
Allhier will ich einkehren: |
ここで一晩休もうと |
Hab' ich bei mir gedacht. |
ぼくは思った |
|
|
Ihr grünen Totenkränze |
緑の葬儀の輪よ |
Könnt wohl die Zeichen sein, |
おまえはあの標識に違いない |
Die müde Wandrer laden |
疲れた旅人を |
In's kühle Wirtshaus ein. |
涼しい宿屋に招き入れる標識に |
|
|
Sind denn in diesem Hause |
それではこの家では |
Die Kammern all' besetzt? |
すべての部屋が塞がっているのか |
Bin matt zum Niedersinken |
倒れてしまうほど疲れているのに |
Bin tödlich schwer verletzt. |
死ぬほど傷ついているというのに |
|
|
O unbarmherz'ge Schenke, |
無慈悲な宿屋よ |
Doch weisest du mich ab? |
それでもぼくを追い払うのか |
Nun weiter denn, nur weiter, |
それでは、先へ進もう |
Mein treuer Wanderstab! |
ぼくの忠実な杖よ |
(ヒュペリオンのシューベルト歌曲全集の英訳による)
イアン・ボストリッジの著書『シューベルトの「冬の旅」』(2017年、アルテスパブリッシング発行、岡本時子+岡本順治 訳)の「21 宿屋」の章を読む。
シューベルトの病状は進んでいたが小康状態の時は友人たちと過ごした。友人パウエンフェルトの1825年10月の日記には、しばしば朝の2時、3時まで居酒屋やコーヒーハウスに集まって過ごすと書かれている。1869年の覚え書には、1時を過ぎてもシューベルトは次から次へとグラスを飲み干し饒舌になり、音楽についての議論やこれからの計画を講釈したとある。
死者が地獄に落ちる前に居酒屋兼宿屋に集まるという中世の言い伝えがある。悪魔の旅籠はこの世とあの世の境界を旅する死者が立ち寄る最後の行程にあり、あの世に渡る境界地にある宿屋と言われる。
墓地のシーン用に考案する音楽は一種の葬送行進曲であり、長調で、賛美歌やグレゴリオ聖歌のレクイエムのキリエに似ている。1827年に書いた「ドイツ・ミサ曲」の1楽章にもパラフレーズしている。さらに伝統的にオーストリアに特有なエクアーリが動員されている。たいていはトロンボーン四重奏用に作曲され、葬儀中かその前後に演奏された。ベートーヴェンも1812年に3曲していて、それはベートーヴェンの葬儀にも男声四重唱に編曲され演奏された。
この曲は「とてもゆっくり(sehr langsam)」という表示がついていて、歌詞を分割しないと歌えないほどゆっくりでなければならない。緑の花輪(リース)は棺の上にも置くものだが、居酒屋の入り口にも見られるもので、それが墓場を酒場に見立てる奔放な空想のもとになっている。
第二連では、声を飛び越してピアノがディスカント(架空の高いトランペットのパート)を歌うが、ここで教会風の別の音色を用いて卓越した効果をあげている。ここでは歌手は伴奏にまわり、注意を集中してピアノを聴く。『それは、無のなかに埋没したいという願望のひじょうに洗練された演出であると同時に、教会の典礼の模倣である。』
この曲の演奏の精度を高めるのは歌手が作りあげる架空の空間だ。音楽堂という空間に演奏が生み出す力を送り込み、そこでただよう雰囲気を味わうことができる。空間を新たに心に描くことで歌曲は集約し、実体験となり、心に投影される。そうなることで演奏者と聴衆、両者にとって空間は意味を持つ。
「冬の旅」のこの時点で、私たちは墓に入る。これは芸術が達成しうるもっとも陰鬱で本質的な対峙だ。この想像の世界では、旅人は「宿屋」を聴いているひとりひとりの観客が、空想上の墓と化してしまい、彼はその中に入りたいと強く願う。しかしそれはできない話である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「宿屋」は「冬の旅」の中で最も重要で感動的な歌だと思う。ボストリッジは全く言及していないが、この曲の最後の歌い方、ピアノの後奏の演奏の仕方で印象が全く違うのを経験した。それについては次の記事で採り上げる。
ボストリッジの本の21章に採り上げられた曲も聴けるようにした。
最後の日々 close
1823年 |
2月28日 |
健康上の問題で家を出られないという手紙 |
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5月 |
ウィーンの総合病院に入院。美しき水車小屋の娘」、詩「私の祈り」 |
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8月 |
フォーグルと旅行できるくらい回復 |
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11月18日 |
シューベルトが元気になったという手紙 |
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12月24日 |
シューベルトが発疹で髪を短くしカツラをつけているという手紙 |
1824年 |
3月 |
厳しい食餌療法と大量のお茶の摂取の新しい治療計画、シューベルトの絶望の手紙 |
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4月 |
骨が痛み、特に左腕がひどく、失声症も経験 |
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7月 |
これらの症状はなくなる |
1825年 |
年頭 |
再入院 |
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7月 |
よくなる |
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1828年 |
9月1日 |
病の最終的な周期が始まる、兄フェルディナントのアパートに引っ越す |
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10月初旬 |
ハイドンの墓まで徒歩旅行のあと気分が悪くなる |
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10月31日 |
魚を食べて体調が悪くなり、ほとんどものを食べなくなった |
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11月3日 |
3時間の散歩 |
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11月4日 |
音楽家で教師のゼヒターに対位法を習い始める |
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11月9日 |
シェーンシュタインの家で食事 |
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11月11日 |
病床につく、精神錯乱と意識の晴明さが交互に。歌劇「グライヒェン伯爵」に取り組み、「冬の旅」後半の校正 |
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11月12日 |
生涯最後の手紙を友人ショーバーに書く |
|
11月13日 |
静脈穿刺に2グルテン費やす |
|
11月14日 |
ベートーヴェン弦楽四重奏曲ヘ短調作品131の演奏を友人に頼み感激 |
|
11月16日 |
医師フェリングとヴェスグリルの診察、診断は腸チフス |
|
11月17日 |
衰弱しているが意識は明確、夕方意識障害 |
|
11月19日 |
午後3時、シューベルト死亡 |
全詩の内容 close
印の意味。
恋人や恋愛に関するもの…◯
死や孤独、疎外に関連するもの…⚫️
どちらともいえないもの…△
どちらともいえるもの…◎
番号はシューベルトの並びの番号とした。題名は「冬の旅 24の象徴の森へ」によった。
シューベルトの『冬の旅』
題 名 |
印 |
詩 の 内 容 |
01. Gute Nacht おやすみ |
◯ |
結婚まで約束した恋人のところを去る |
02. Die Wetterfahne 風見鶏 |
◯ |
心変わりした恋人は金持ちの花嫁になる |
03. Gefrorne Tranen 凍った涙 |
△ |
凍った涙に気付く |
04. Erstarrung 凍てつく野 |
◯ |
恋人と緑の野を歩いた跡を探す |
05. Der Lindenbaum 菩提樹 |
⚫️ |
喜びも悲しみも分かち合った思い出の木の本を去る |
06. Wasserflut あふれ流れる水 |
◯ |
小川が涙を運び熱くたぎる所が恋人の家だ |
07. Auf dem Flusse 河の上で |
◯ |
凍った河の上で恋人の名と日付を刻む |
08. Ruckblick 振り返り |
◯ |
町に来た時と恋人を振り返りもう一度恋人の家の前に立ちたい |
09. Irrlicht 鬼火 |
⚫️ |
どの道でも目的地に着く、すべては鬼火の戯れ |
10. Rast 休み |
△ |
炭焼き小屋で寝るが休まることがない |
11. Fruhlingstraum 春の夢 |
◯ |
春の夢と恋人と口づけの夢を見るが雄鶏の声と共に現実に戻る |
12. Einsamkeit 孤独 |
⚫️ |
明るく楽しげな人々や情景の中を惨めに一人歩く |
|
|
|
13. Die Post 郵便馬車 |
◯ |
郵便馬車のラッパの音で恋人の町を想う |
14. Der greise Kopf 白髪 |
⚫️ |
老人になって棺に入るのを願う |
15. Die Krahe カラス |
⚫️ |
付きまとうカラスに墓までついてきて餌食にしろと言う |
16. Letzte Hoffnung 最後の希み |
⚫️ |
一枚の葉に希をかけるがその葉も落ちる |
17. Im Dorfe 村で |
⚫️ |
吠える犬。村人は欲深い夢を見るが自分は夢を見つくした |
18. Der sturmische Morgen 嵐の朝 |
⚫️ |
ちぎれ雲が流れる朝焼けの嵐の空は荒れた私の心だ |
19. Tauschung 惑わし |
◯ |
明るく温かい家と恋人を見せてくれる惑わしにかかりたい |
20. Der Wegweiser 道しるべ |
⚫️ |
旅人の通らない道を探し誰も帰らない道を示す道しるべに出会う |
21. Das Wirtshaus 宿屋 |
⚫️ |
墓地に休もうとするが拒まれ再び旅を続ける |
22. Mut 勇気 |
△ |
元気に歌い陽気に世の中へ行こう、神がいないなら神になろう |
23. Die Nebensonnen 幻の太陽 |
◎ |
最良の2つの太陽は沈みもう1つも沈んでしまえ |
24. Der Leiermann 辻音楽師 |
⚫️ |
誰も無視するライアー回しに出会う。私の歌に合わせてくれるかと問う |
冬の旅の調 close
「冬の旅」の調
歌 |
自筆譜 |
1. おやすみ Gute Nacht |
ニ短調 |
2. 風見の旗 Die Wetterfahne |
イ短調 |
3. 凍った涙 Gefror'ne Thränen |
ヘ短調 |
4. 氷結 Erstarrung |
ハ短調 |
5. 菩提樹 Der Lindenbaum |
ホ長調 |
6. 溢れる涙 Wasserfluth |
嬰ヘ短調 → ホ短調 |
7. 川の上で Auf dem Flusse |
ホ短調 |
8. 回想 Rückblick |
ト短調 |
9. 鬼火 Irrlicht |
ロ短調 |
10. 休息 Rast |
ニ短調 → ハ短調 |
11. 春の夢 Frühlingstraum |
イ長調 |
12. 孤独 Einsamkeit |
ニ短調 → ロ短調 |
13. 郵便馬車 Die Post |
変ホ長調 |
14. 霜おく頭 Der greise Kopf |
ハ短調 |
15. 烏 Die Krähe |
ハ短調 |
16. 最後の希望 Letzte Hoffnung |
変ホ長調 |
17. 村にて Im Dorfe |
ニ長調 |
18. 嵐の朝 Der stürmische Morgen |
ニ短調 |
19. まぼろし Täuschung |
イ長調 |
20. 道しるべ Der Wegweiser |
ト短調 |
21. 宿屋 Das Wirthshaus |
ヘ長調 |
22. 勇気 Mut |
イ短調 |
23. 幻の太陽 Die Nebensonnen |
イ長調 |
24. 辻音楽師 Der Leierman |
ロ短調 → イ短調 |
年表 close
年 |
社会状況 |
ミュラー |
シューベルト |
1789 |
フランス革命 |
|
|
1794 |
|
10/7ドイツ、侯国アンハルト・デッサウに仕立職人の家に生まれる |
|
1797 |
|
|
1/31ヴィーン、リヒテンタールに教師の家に生まれる |
1800 |
ベートーヴェン交響曲1番 |
6歳、ハウプトシューレ入学 |
|
1804 |
ナポレオン、皇帝に即位ベートーヴェン交響曲3番 |
|
|
1805 |
アウステルリッツ三帝会戦でオーストリア・ロシアがナポレオン軍に敗れる、ウィーン占領 |
|
|
1807 |
侯国アンハルト・デッサウ、ライン同盟に加わりフランスに従属 |
|
|
1808 |
ベートーヴェン交響曲第5番 |
14歳、母没 |
11歳、ヴィーン宮廷少年合唱団に入団、寄宿学校コンヴィクトに入学、寮のオーケストラに参加 |
1809 |
ナポレオン再びウィーン占領ハイドン没 |
15歳、父再婚 |
|
1810 |
|
|
13歳、初めて4手のピアノのための幻想曲作曲 |
1812 |
ナポレオン、ロシアで敗退。プロイセンでフランス占領軍に対する解放戦争始まる |
18歳、ベルリン大学入学 |
15歳、宮廷楽長サリエリに作曲を習い始める、母没 |
1813 |
ライプツィヒでフランス軍敗れる。ウーラント「さすらい人の歌」出版 |
19歳、解放戦争の志願兵になる、グロースゲルシェンの戦い、パウツェンの戦い、クルムの戦い、プラハ、オランダ、ブリュッセルへ |
16歳、コンヴィクト終了、王室普通上級学校で教員養成所に通う、父再婚 |
1814 |
ナポレオン退位エルバ島追放王政復古。ウィーン会議開始 |
20歳、ブリュッセルでユダヤ人既婚者と推定されるテレーゼと恋愛、ベルリンに戻る。 |
17歳、普通上級学校卒業。父親の勤める学校の助教員になる「糸を紡ぐグレートヒェン」「ミサ曲D105」をテレーゼ・グローブ歌う |
1815 |
ナポレオン、エルバ島脱出ワーテルローの戦いで敗北、セントヘレナ島流刑、ウィーン会議終結 |
21歳、大学生活再開、友人の妹ルイーゼ・ヘンゼルと交際、古典文献学、ゲルマン研究に専念。 |
18歳、「野ばら」「魔王」 |
1816 |
|
22歳、ブレンターノの出現でルイーゼに失恋、シュテーゲマン家で劇「美しき水車屋の娘」演じる5篇 |
19歳、サリエリの証明書をつけてライバッハの音楽教師のポストに求職するが失敗「万霊節の連祷」「竪琴弾きの歌」「さすらい人」 |
1817 |
|
23歳、男爵ザックの研究旅行に随伴。ウェーバー訪問、ギリシャへ行く予定がペスト流行で中止となりイタリアへ向かう。男爵と決別。 |
20歳、フォーグルを紹介される「死と乙女」「ます」「楽に寄す」 |
1818 |
|
24歳、ローマ、フィレンツェ、ヴェローナ、ミュンヘン、ドレスデンに戻る。 |
21歳、ロッサウ転居。以降両親の生活から離反、エステルハージ家のレッスンに招聘される「軍隊行進曲」 |
1819 |
カールスバート決議で自由主義・国民主義の抑圧・検閲 |
25歳、大学を正式に卒業していないため、デッサウの代用教員になり、副業で図書館員となる。 |
22歳、「プロメテウス」「ピアノ五重奏ます」 |
1820 |
|
26歳、「ローマ・ローマ人」全2巻を出版。世に知られる。父没。「旅する角笛吹きの遺稿より77の詩」出版(美しき水車屋の娘全25篇を含む) |
23歳、友人のゼンとともに一時逮捕される「ラザルス」「魔法の竪琴」 |
1821 |
オスマントルコに占領されていたギリシャが独立戦争を始める。ウェーバー魔弾の射手 |
27歳、5月デッサウの参事官バゼドウの娘アーデルハイトと結婚。10月「ギリシャ人の歌」出版。ギリシャを讃える。「ロード・バイロン」「永遠のユダヤ人」「冬の旅」執筆 |
24歳、シューベルティアーデ始まる「ズライカ」「ミニョン」 |
1822 |
|
「ギリシャ人の歌」第2巻出版「新ギリシャ人の歌」 |
25歳、ヴェーバーとヴィーンで面会。病気に感染「僕の夢」「未完成」「さすらい人幻想曲」 |
1823 |
ベートーヴェンミサソレムニス |
29歳、「冬の旅」第1部出版。 |
26歳、数日間総合病院に入院。「夜と夢」「美しき水車屋の娘」「ロザムンデ」 |
1824 |
バイロン、ギリシャで病死 |
30歳、「冬の旅」第2部を含む完成版出版。宮廷顧問官に任命される。 |
27歳、エステルハージ家の音楽教師に、「夕映に」「弦楽四重奏曲ロザムンデ」「弦楽四重奏曲死と乙女」「八重奏曲」 |
1825 |
|
|
28歳、フォーグルとオーストリア州旅行「若き尼」 |
1826 |
ウェーバー没 |
32歳、百日咳にかかる、ジモリンとフランツェンスパートに湯治、デッサウ劇場監督に「13番目」ウラニアに掲載 |
29歳、宮廷副楽長とケルンテン門劇場の副指揮者に応募するがどちらも失敗、「春に」「シルビアに」「弦楽四重奏曲15番」 |
1827 |
ベートーヴェン没 |
33歳、心気症のようなもので苦しむ、南西ドイツ旅行。ケルナー、ウーラントを訪問。ミュラー作品の出版をするシュヴァープと面会。冷淡なゲーテと面会。10/1死亡、小説「デボラ」ウラニアに掲載 |
30歳、4月「冬の旅」第1部を見つけ作曲始める。10月第2部を見つけ作曲開始。「即興曲」「ドイツ・ミサ曲D872」 |
1828 |
|
|
31歳、「冬の旅」第1部楽譜出版。兄フェルディナントの家に同居。11/19死亡。12月第2部楽譜出版。「ミサ曲D950」「弦楽五重奏曲」「3大ピアノソナタ」「交響曲グレート」「白鳥の歌」 |
関連記事 close
「冬の旅」について
記録(1) , 記録(2) , 記録(3) , 記録(4) , 記録(5) , 記録(6)
ヴィルヘルム・ミュラーとシューベルト 年表 Wilhelm Müller, Franz Schubert, chronological table
1 おやすみ 冬の旅 Gute Nacht Winterreise / Schubert
2 風見 冬の旅 Wetterfahne Winterreise / Schubert
3 凍った涙 冬の旅 Gefrorne Tränen Winterreise / Schubert
4 凍結 冬の旅 Erstarrung Winterreise / Schubert
5 菩提樹 冬の旅 Der Lindenbaum Winterreise / Schubert
6 あふれ流れる水 冬の旅 Winterreise / Schubert
7 流れの上で 冬の旅 Auf dem Flusse Winterreise / Schubert
8 かえりみ 冬の旅 Rückblick Winterreise / Schubert
9 鬼火 冬の旅 Irrlicht Winterreise / Schubert
10 休息 冬の旅 Rast Winterreise / Schubert
11 春の夢 冬の旅 Frühlingstraum Winterreise / Schubert
12 孤独 冬の旅 Einsamkeit Winterreise / Schubert
13 郵便馬車 冬の旅 Die Post Winterreise / Schubert
14 霜雪の頭 冬の旅 Der greise Kopf Winterreise / Schubert
15 カラス 冬の旅 Die Krähe Winterreise / Schubert
16 最後の希み 冬の旅 Letzte Hoffnung Winterreise / Schubert
17 村で 冬の旅 Im Dorfe Winterreise / Schubert
18 嵐の朝 冬の旅 Der stürmische Morgen Winterreise / Schubert
19 惑わし 冬の旅 Täuschung Winterreise / Schubert
20 道しるべ 冬の旅 Der Wegweiser Winterreise / Schubert
21 宿屋 冬の旅 Das Wirtshaus Winterreise / Schubert
22 勇気 冬の旅 Mut Winterreise / Schubert
23 幻日 冬の旅 Die Nebensonnen Winterreise / Schubert
24 ライアー回し 冬の旅 Der Leiermann Winterreise / Schubert
シューベルト 歌曲全集 ディスカウ Alle Lieder / Schubert
シューベルト 歌曲全集2 Lieder / Schubert
ピアノソナタ全集 Piano Sonatas / Schubert
弦楽四重奏曲全集 String Quartets / Schubert
弦楽五重奏曲 String Quintet D956 / Schubert
死と乙女 Der Tod und das Mädchen D531 / Schubert
音楽に An die Musik D547 / Schubert
夜と夢 Nacht und Träume D827 / Schubert
春に Im Frühling D882 / Schubert
弦楽四重奏曲第15番 String Quartet 15 D887 / Schubert
ピアノソナタD960 Piano Sonata D960 / Schubert
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diary 2024-3-20(水) 月齢9.7 晴れ・曇り・雨
リリングのバッハ・カンタータBWV139、140、シフのピアノでバッハ・3声のインヴェンションを聴く。
トラブルスピーカーKEF LS50 Wireless II は正常に聞けた。
「冬の旅 21 宿屋」をアップ。この曲は最も感動的な曲なので次の記事で演奏比較とともに採り上げる予定だ。