diary2023-01

diary 2023-1-31(火)
今日で1月が終わる。
新年になってもう1ヶ月が過ぎる。
マーラー大地の歌 若さについて」をアップ。
このテキストのどこに若さについてが書かれているのだろう。
暗い湖面にぼうっと映る昔の面影を見ているのだろうか。
楽しい時は早く過ぎ去ってしまい、夢まぼろしのようだと言っているのだろうか。
→ 3 Von der Jugend / Mahler / Kollo, Ludwig, Bernstein

diary 2023-1-30(月)
今日は上弦の月を1日過ぎたところだから半月とほぼ変わらない。
ちょうど天頂を通っているかのように真上の軌道を通っているように思える。
夜を一人照らす月が美しい。
マーラー大地の歌 秋の日の孤独」をアップ。
全てが枯れていく孤独の風景。
人生の終わりもこの寂しい光景だろう。
覚悟してこの風景を存分に楽しもう。
 2 Der Einsame im Herbst / Mahler / Kollo, Ludwig, Bernstein

diary 2023-1-29(日)
マーラー大地の歌 世の悲しみを歌う酒宴の歌」をアップ。
バーンスタインの映像を埋め込むことができて嬉しい。
生は暗く死もまた暗い、ということはまた、
生は明るく死もまた明るい、あるいは、
生は暗く死は明るい、生は明るく死は暗い、と言える。
プリテンの「冬の言葉 5 生まれる前と死んだあと」がヒントだ。
意識が生まれなければすべてそのまま丸く収まっている。
もしかすると庭前の白樹子とはこのことか。
視点をどこに置くかでその人の生き方は変わる。
こだわりを捨てよと誰かに言われそうだ。
Das Lead von der Erde 1 Das Trinklied vom Jammer der Erde / Mahler / Kollo, Ludwig, Bernstein

まだ少し頭が痛い。

diary 2023-1-28(土)

頭痛のため今日もアップできない。

diary 2023-1-27(金)
今日は頭痛がして体調不良のため記事が書けない。

diary 2023-1-26(木)
モーツァルトのヴァイオリンソナタK301をアップ。
グリュミオとクリーンのソナタが一番好きだが埋め込みできない。
マイアース、クイケン、ホッペも埋め込みできたのでアップした。
これで毎日でも聴ける。
Violin Sonata K301 / Mozart / Meyers & Eguchi
今日は公園の池の氷は広く厚かった。

diary 2023-1-25(水)
ショスタコーヴィチ「クロコディール誌 おおげさな喜び」アップ。
いい加減な仕事をしている人々を皮肉る。
ソビエト社会の現実か。
→ 5 Exaggerated Delight / Shostakovich / Kuznetsov&Serov
今日は寒かった。公園の池は氷が張っていた。

diary 2023-1-24(火)
ショスタコーヴィチ「クロコディール誌 イリンカと羊飼い」アップ。
忙しく駆け回るピアノはイリンカの楽しい夢想を表しているようだ。
4 Irinka and the Shepherd / Shostakovich / Kuznetsov&Serov

diary 2023-1-23(月)
ショスタコーヴィチ「クロコディール誌 分別」アップ。
公の警察を嫌っている。
体制側の人間、真実を隠したり曲げてでも体面を保ってぬくぬく生きている。
信用できない。
3 Discretion / Shostakovich / Kuznetsov&Serov
今日は寒い。寒波がやってくる。
月も照らさないから余計厳しい。

diary 2023-1-22(日)
ショスタコーヴィチ「クロコディール誌 かなわぬ願い」アップ。
仕事をしないで暮らしたいなんてあきれた投稿だ。
それとも政府の社会主義体制や指導部の素晴らしさを宣伝するプロパガンダに対して実態はこんなに腐ってるということだろうか。
それとも仕事をしても給料はたかが知れてる結婚もできない、馬鹿みたいな投稿をして憂さ晴らしか。
2 A Difficult to Fulfill Desire / Shostakovich / Kuznetsov&Serov

diary 2023-1-21(土)
ショスタコーヴィチ「クロコディール誌 署名入りの証言」アップ。
言いたいことが言えない状況にある下での怒りの噴出のように聴いた。
Five Romances Krokodil Magazine 1 Autographic Testimony/ Shostakovich / Kuznetsov&Serov

diary 2023-1-20(金)
シューベルトの最後のピアノソナタD960をアップ。
レオン・フライシャーの録音が埋め込みできれば良いのだができない。
ワルター・クリーンの演奏は埋め込みできて嬉しい。
これも究極の音楽。
引退するピアニストが最後にこのソナタを演奏するのはそれだけの深い意味があるのだ。
ただただ感謝!
→ Piano Sonata D960 / Schubert / Klien

diary 2023-1-19(木)
ベートーヴェン弦楽四重奏曲13番のカヴァティーナをアップ。
これもシューベルトの弦楽五重奏曲と並んで究極の音楽だ。
この中に浸り込んでしまうと帰れなくなる。
ああ!
→ Cavatina Op130 / Beethoven / Budapest SQ

diary 2023-1-18(水)
ベルクのアルテンベルク歌曲集5「ここには安らぎがある」をアップ。
雪が水たまりに落ちていき形を崩してほろりと溶けていく。
音のない音が聞こえそうだ。
アルテンベルク歌曲集は静かに終わる。
→ Altenberg Lieder 5 / Berg / Fleming&Abbado

diary 2023-1-17(火)
ベルクのアルテンベルク歌曲集4「何も来なかった」をアップ。
何も来ない。
そして日々はゆっくりと過去になっていき死を迎える。
何もない人生。
視点を変えると何にも邪魔されない時間があるということか。
何でもできるとも言える。
今日は寒い。
墓参りに行ったら厚い氷が張っていた。
→ Altenberg Lieder 4 / Berg / Fleming&Abbado

diary 2023-1-16(月)
ベルクのアルテンベルク歌曲集3「きみ物思いにふけって」をアップ。
人生と夢は突然終わってしまうという。
最後の高い音程への飛躍はなんだろう。
→ Altenberg Lieder 3 / Berg / Fleming&Abbado

diary 2023-1-15(日)
ベルクのアルテンベルク歌曲集2「きみは雷雨のあとの森を見たことがあるか」をアップ。
ゲルハーヘルの演奏は虚無感を連想するがフレミングは豊かに聴こえる。
今日は雨が降っているが暖かい。
→ Altenberg Lieder 2 / Berg / Fleming&Abbado

diary 2023-1-14(土)
ベルクのアルテンベルク歌曲集1 「心よ、さらになんと美しくそして深いのだ」をアップ。
豊かな音に支えられてフレミングの声も温かく聴こえる。
→ Altenberg Lieder 1 / Berg / Fleming&Abbado

diary 2023-1-13(金)
午前中に空に浮かぶ白い月を見る。
影の部分が見えるようだ。
ぽっかり浮かぶ大きい球体が不思議に見える。
十分な時間がとれず記事が作れなかった。
残念。

diary 2023-1-12(木)
モーツァルトピアノソナタトルコ行進曲付きをアップ。
ライグラフ演奏を埋め込みできて嬉しい。
グールドはトルコ行進曲を遅いテンポで演奏したがあれもよかったなあ。
ピリスの1度目の録音も遅かった。
逆に速かったのはヘブラーじゃなかったかな。
時間があったら確かめてみよう。
月はだいぶ欠けてきた。
黄色く大きく一際明るく孤独に闇を照らし続ける。
→ Piano Sonata K331 / Mozart / Leygraf

diary 2023-1-11(水)
シューベルトの弦楽五重奏曲をアップ。
チリンギリアン・カルテットの演奏が好きなのだけれど、埋め込みできない。
スターンとカザルスの演奏は埋め込みできたのでよかった。
ボロディン・カルテットの演奏もいい、画面が乱れるが音は大丈夫だ。
ライブで曲を知らない人が多いのか途中で拍手が入る。
自分にとってはこれぞ最高の音楽だ。
ありがたい。
→ String Quintet D956 / Schubert / Stern & Casals

diary 2023-1-10(火)
今日は風が強く寒い。
ショスタコーヴィチの「王の進軍」をアップ。
戦争で命を落とすのは下級の兵士たち、失った数は補充され、同じ過ちを繰り返したり、責任を取らない指揮官がいたことを先の戦争から学んだ。
短い曲だが管弦楽版のアクセントのパンチをぶちかますティンパニがいい。
→ 6 King's Campaign / Shostakovich / Kuznetsov&Serov
→ Brass Quintet / Arnord / PJBE

diary 2023-1-9(月)
ショスタコーヴィチの「ソネット66」をアップ。
世の中の不正を嘆いている。
弱気になることもあるが気を取り直して屈せずに進むしかない。
ショスタコーヴィチのいたソ連から今のロシアの状況をこの西側から見ると今も改善されていないように思える。
自由にものを言えないのだから。

昨夜はダイアリーと目次をヘッダーに配置しようとあれこれ試行錯誤してたら夜中の3時までかかってしまった。
最終的に落ち着いたら青と黄色のウクライナの国旗の色に似てしまった。
ウクライナの人たちになんとか頑張ってほしい。

diary 2023-1-8(日)
ショスタコーヴィチの「ジェニー」をアップ。
誰かさんと誰かさんが麦畑だ。
ショスタコーヴィチものどかな音楽をつけている。

今日も雲間から時々顔を出す明るい月を見る。

diary 2023-1-7(土)
ショスタコーヴィチの「処刑前のマクファーソン」をアップ。
音楽は陽気で勇ましく楽しいが内容は真逆の傑作だ。

今日は満月。真上を見上げる。美しい。

diary 2023-1-6(金)
ショスタコーヴィチの「雪と雨の野で」をアップ。
妻への感謝だろうか。
静かな深い愛情と感謝を感じる。

雲間から見える今日の月は半月から円に近づいてきた。

diary 2023-1-5(木)
ショスタコーヴィチの「イギリス詩人による6つのロマンス 息子へ」をアップ。
意味深長のテキストでバスの声がまた重みを増す。

今日も寒い。
今夜も孤独な月が美しい。

diary 2023-1-4(水)
ショスタコーヴィチの「自作全集への序文」をアップ。
ネステレンコの歌が埋め込みできたので嬉しい。
自分の作品がブーイングを受け、出版され、忘れられる、それに長たらしい肩書きがいっぱいついていると皮肉たっぷりのテクストだ。

diary 2023-1-3(火)
ブリテンの民謡編曲集から「フォギー・フォギー・デュー」と武満のノヴェンバー・ステップスをアップ。
フォギー・フォギー・デューは温かくて悲しいとても好きな曲だ。
ノヴェンバー・ステップスの尺八と琵琶の威力は凄い。
休みに音楽をいっぱい聴けて嬉しい。

diary 2023-1-2(月)
ブリテンの民謡編曲集から「愛しのポリー・オリヴァー」「ディー川の粉挽き」をアップ。
ディー川の方は聴いてみると何か不思議な歌だ。
今夜も月は美しい。

diary 2023-1-1(日)
明けましておめでとうございます。
新年にアルテンブルクのコンチェルトをアップ。
健康で良い一年でありますように!

diary2022-12