ストラヴィンスキー バレエ ペトルーシュカ Petrouchka / Stravinsky

ストラヴィンスキー  Igor Stravinsky (1882-1971)

バレエ ペトルーシュカ Petrouchka (1911)

1830年頃のペテルブルク

 play  : 第1場 謝肉祭の市場
   謝肉祭で市場は賑わっている。
 play  : 二人の踊り子
 play  : 太鼓の連打と共に見世物師が登場。
 play  : 芝居小屋の中のムーア人、踊り子、ペトルーシュカの人形が生命を与えられて踊り出す。

 play  : 第2場 ペトルーシュカの部屋
   トランペットによる悲痛な呪いのテーマが聞こえる。
 play  : 踊り子が現れるとペトルーシュカは苦しい恋心を訴えるがすぐに退場してしまう。

 play  : 第3場 ムーア人の部屋
   ムーア人のグロテスクな踊り。
 play  : ラッパを吹きながら踊り子が現れ、ムーア人とワルツを踊る。
   ペトルーシュカが現れると追い払われる。

 play  : 第4場 謝肉祭の市場
   夕暮れの雑踏
 play  : 馭者と馬丁たちの踊り
 play  : 突然ペトルーシュカがムーア人に追われて登場し剣で殺されてしまう。
   ペトルーシュカは運命を呪い死んでいく。
   見世物師が死んだ人形を運んでいくが、ペトルーシュカの幽霊が悲痛な叫びをあげるのを見て恐ろしくなり逃げ去る。

 

 

 

 

Paris Opera Ballet, 1990
Petrushka- Thierry Mongne
Ballerina- Monique Loudieres
Moor- Jean Guizerix
Magician- Alain Bograu

人形が生命を与えられて踊り出すところがコミカルで楽しい。
街の人々はみな浮かれ楽しんでいるのにペトルーシュカひとり悲惨な終わり方だ。
第3場のトランペットソロとその後ムーア人と踊り子のワルツがいい。

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diary 2023-8-3 (木) 月齢16.3  晴れ
ストラヴィンスキーのバレエ・ペトルーシュカの舞台を見てみたいと思いアップした。
ロシアのバレエ団はやめてパリのバレエ団の方にした。
ペトルーシュカはせっかく命をもらったのに殺されてしまう。
なまじ命をもらわなかった方が良かったのか、恋をして悲惨な運命でも味わって終える方が良かったか。
ペトルーシュカは死んでも救われない。
ハッピーエンドとはいかない。

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